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マレーシア一人旅

旅行

2024年2月21日、成田空港。ここから私の新たなる旅が始まりました。
今回、初の海外一人旅でマレーシアを訪問してきたのでその思い出やマレーシアの魅力をお話しします。

目次

不安なままいざ出国

今回利用した路線はマレーシアのバティックエアでした。
機内のお客さんもCAさんもほとんどが現地の方。
登場した瞬間から海外気分!
だけど今回が初めての海外一人旅だったので不安でいっぱいでした。英語は通じるのか、ご飯はおいしいのかなどなど・・・
機内食は事前予約制で今回は注文しませんでした。
ここ約7時間半のフライトが始まります!

KLIA到着~HTLへ

ようやくクアラルンプール国際空港へ到着。
1時間も並んだ入国審査をようやく終え、来ましたマレーシア!
が、首都のクアラルンプールまでは空港直結の列車で約30分。
案内表示を見ればすぐに乗り場へ行けると思いきや、空港内が広すぎてさっそく迷子になりました。色々な人に場所を聞きながら、ようやく乗り場へ・・・

日本人による設計みたいです


電車は事前にネット予約しておいたので、QRコードを改札にかざすだけで入れました。

終点のKLセントラル駅で下車し、更にLRTでホテルのあるマスジットジャメ駅まで行きました。KLセントラルは観光客が多い一方、ホテルのあるマスジットジャメは、現地の人が多いイメージでした。駅から徒歩5分ほどでホテルに到着。安く済ませたかったので格安ホテルにしました。

18時半ごろ到着でしたがさすが南西諸島、まだまだ全然明るかったです。(そして真夏日のように暑い・・・)近くに観光できる場所がないかと探していたら早速スコールにあいました。10月~3月ごろまでは雨期のマレーシアですが、一日最低1回、大体夕方ごろにスコールが来るようです。
20分程度でやんだので、一番近かったムルデカスクエアへ。
1957年にイギリスから独立を果たしたマレーシアですが、この地で独立宣言を行い初めてマレーシアの国旗が掲揚されました。

雨上がりだったので空も青く地面が反射してより美しい光景です

広場の真向かいにはスルタン・アブドゥル・サマド・ビルが。
こちらはイギリス統治時代より使用されていた歴史的建造物です。現在は政府機関の事務所として使用されています。

付近には見どころがたくさんありましたが段々日が傾いてきたのでホテルへ戻りました。ちなみにこの日の夕食はセブンイレブンで買ったおにぎりとサンドイッチ。やっぱり日本となんとなく違う感じがしました・・・(笑)
到着も遅かったので初日はホテルに戻り、就寝しました。


郊外へ出て観光地巡りへ

2日目は朝から快晴で、絶好の観光日和でした。
まずはホテルを出発し、徒歩でクアラルンプール駅へ。
クアラルンプールの中心的な駅は実はクアラルンプール駅ではなく、KLセントラル駅です。クアラルンプール駅はかつてマレー鉄道が繁栄した際主要駅として利用されており、一時期駅校舎内にホテルもあったそうですが現在は駅としてのみ建物が使われているようです。現在は空港へのアクセス、周囲の施設の多さなど都市開発の観点からはKLセントラル駅が中心的に使われています。

主要駅だったとは思えない静かさです


クアラルンプール駅は戦前の古い駅舎で中はまるでヨーロッパの列車のような雰囲気でした。3番線から発車する電車に乗車しいざバテュ洞窟へ!(電車はIC未対応で個札の購入が必要でした)

電車で終点の駅まで行き、改札を出て人の流れに続いて歩くとバテュ洞窟に到着です。ヒンデュー教の聖地でカラフルに塗られた長い階段や正面に立つ軍神像が見ごたえ抜群です。
また、野生の猿が生息し、道端でココナッツの実を食べていました。
洞窟の中はヒンデュー教の神々の銅像や、崇拝場などがありました。都心から40分ほどで行ける場所とは思えない神秘的な場所でした。

カラフルな階段は、観光誘致のために塗られたとのこと

この日の気温は摂氏34度と、日本でいえば真夏日だったために朝から汗はだらだらです、少し歩くだけでも疲れてしまうので、ひとまず次の目的地、ペトロナスツインタワーへ。

電車とモノレールを乗り継いで約1時間、KLCC駅にて下車し地下通路を通って到着です。
今回は最上階の展望デッキへは行かず、外から眺めるだけにしました。高さ452メートルの世界一高いツインタワーというだけあって外から見るだけでも十分迫力がありました!
日本と韓国が共同して建設したそうです。

1,2階あたりの中はブランド品や雑貨などのショッピングモールがあります。おそらく現地のブランドであろうものやおなじみのユニクロなど、1日いても飽きないほどたくさんのお店がありました。

さて実はペトロナスツインタワーに行く前にランチをしてきました。今回立ち寄ったのは・・・まさかのラーメン屋(笑)
あまりにもお腹が減っていてたまたま日本食が目に入ったので思わず入店してしましました。

ホテルへ戻って2日目終了

ペトロナスツインタワー散策後、スコールが来る気配もひとまずなかったのでホテルのあるプトラジャヤまで歩いて戻ることにしました。マレーシアはなぜか歩道が途中で終わったり横断歩道が少なく大変です。

信号や横断歩道少なすぎ・・・💦


途中あまりにも喉が渇いたのでスターバックスに立ち寄りました。

初日に少しだけ散策したムルデカスクエアへ行き、付近のイギリス統治時代の建物を見学しながら公園のベンチで黄昏れ、2日目は終了です。観光地全然回ってないじゃん!と思うかもしれませんが、今回はたくさん有名な場所を巡るというよりもその土地の住人になりきって街を歩き回るのが目的だったのでただの散歩もとても新鮮です。

歴史・文化を学んだ3日目

今回は弾丸かつ初の海外一人旅だったため往復の飛行機も含めて3泊4日の旅でした。クアラルンプールを満喫できるのは3日目が実質最後となります。

最終日はマレーシアの歴史や文化にたくさん触れた1日でした。
ホテルから徒歩20分ほどのところにある『マレーシア・イスラム美術館』へと向かいます。
建物自体現代的なものですが、中はまさにイスラムチックです。


天井を見上げるとまるでモスクに来たような、美しいドーム型の内装が広がっています。

イスラム美術はイスラム教と深く密接しており、実態を持たない偶像崇拝のため文字を変化させて独特な模様や絵にしています。
原型はアラビア文字に似ていますが、他の文化にはない文字を美術にしてしまうところが、イスラム美術への興味をさらにそそります。

ほかにも、工芸品や王室に所蔵されていた希少価値の高い品など、美術館を超えて博物館といってもいいほど見ごたえのある場所でした。

次に訪れた場所は、マレーシア国立博物館です。
美術館から徒歩で約40分くらいでした。基本的に私はタクシーは使いません。街歩きこそが旅の一番の醍醐味だと思っています。

このマレーシア国立博物館はマレーシア独立までの歴史が一気にわかる、とても興味深い場所でした。現地の家族連れが非常に多かったですが、すべて英語で書かれていいる説明文を頑張って読み、結局2時間ほど滞在しました。日本とは違い、もともと植民地で他国の統治をけていたこともあって文化や歴史の根本的な違いを学ぶことができました。

内装も美しいですね

13時くらいまではこの博物館にいて、そこからさらに歩き初日クアラルンプールに到着した際利用したKLセントラル駅へ向かいました。ここでようやく本日のランチです。
ホワイトコーヒーで有名なマレーシアですが、その中でも有名な『オールドタウン・ホワイトコーヒー』に行ってみたかったので、わざわざ徒歩で駅まで行きました。
コーヒーもご飯も絶品です!(今回、体調が万全でなかったこともあってあまりいろいろなご飯を食べることができなかったのが、一番の公開です・・・)

昼食後はKLセントラル駅に併設するショッピングモールにてお買い物タイム。なぜかユニクロで仕事用のワイシャツを買い、スポーツ用品店でジム用のズボンを買い、紀伊国屋で洋書を買い・・・のんびり買い物をしていたらあっという間に日が暮れてしまいました。

最後はやっぱりムルデカスクエアに行き、買った本を少し読みつつも愛用のトラベラーズノートに旅の思い出を記し、あっという間に3日目も終了しました。

思わぬ出会い、最終日

早くも帰国の日がやってきました。
12時半ごろのフライトでしたので朝8時にはチェックアウトし、特急電車でKLIAへ向かいました。その道中、たまたま列車の向かいに座ってきた方が、「記念に写真を撮ってほしい」と声をかけてきたので快諾すると、そこから空港までの約40分間、どの人との英語での会話が始まりました。

もともとカナダ政府で働いていて、退職したのちに年金を活用してアジア圏内を旅されてるそうです。マレーシアの滞在も約1週間とのことでした。日本にいてはなかなか聞けない世界から見た日本人や日本の文化に対する考えを聞いたり、カナダの良さを教えてもらったり、、、たった数十分ですが本当に濃密な時間となりました。次はタイのバンコクに1か月ほど滞在するといってましたが、今後の旅の安全を祈るばかりです。

空港に到着してからはやることがなかったので、早めに出国審査を済ませ、搭乗口付近でひたすら待機していました。
入国と同様、出国も結局のところ1時間以上かかりました。
どの国も出入国は混むんですかね・・・

私の乗る飛行機が到着し、いざ搭乗。
本当にあっという間の4日間でした。
あっという間でありながらも濃密かつ、まさしく私の今後の人生に大きく影響を与えた旅となりました。

往復共にお世話になったバティックエア

終わりに

一人旅というと、なんだか余程マネジメント力があってかつ行動力がないとできないという考えの人が多いかと思います。
でも、実際はそんなことはありません。往復の飛行機と宿をとればとりあえず後は行くだけです。現地で何をするかなんて長い飛行機の中で考えれば全然間に合います。
これからは個の時代です。一人一人の自律性と行動力がさらに求められてきます。これらを養うきっかけとしてぜひ、一人旅を経験してみてはいかがでしょうか。
きっと何かの役に立つはずです!!

※次は夏、タイ一人旅に挑戦したいと思っていますので楽しみにしていてください。

今回、旅の参考として『地球の歩き方・マレーシア編』参考にさせていただきました。無計画で行くのも楽しいですがある程度、その土地の文化や歴史を事前にインプットしておけばさらに旅も楽しくなるものです。是非参考にしてみてください。

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