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今聞けない敬語の基本のき

社会人基礎

皆さんこんにちは、アンカー⚓です。

今回は、社会人基礎の第2弾【いまさら聞けない敬語の基本のき】についてお話ししたいと思います。

敬語って、学生時代に全く意識して使わなかった人にとってはまるで外国語のようですよね(笑)
そんな人のために、社会人として最低限理解しておきたい

  • 敬語とは
  • 敬語の基本ルール
  • クッション言葉について

の3点に絞ってお話していきます。

目次

敬語とは

まず、敬語の基本形態についてです。
敬語は、主に

  • 尊敬語
  • 謙譲語
  • 丁寧語

の3つに分類することができます。

尊敬語とは

尊敬語は、主に相手の動作や発言を敬う際に使います。
例えば言うの尊敬語は「おっしゃる」となります。

eg1.部長がおっしゃっいました。

⇒この場合、言ったのは自分ではなく部長です。

尊敬語は他に、第三者の行為や発言を敬う場合にも使われます。

eg2.部長がおっしゃっていました。

⇒この場合、例題1と同様おっしゃっていたのは部長ですが、部長ではない誰かと話している時に部長が言っていたというとことを伝える際に例題2のような言い回しをします。

尊敬語=相手の行為、発言を敬う

という事は覚えておきましょう。

謙譲語とは

謙譲語は自分の行為や発言を下げ、間接的に相手を立てるときに使います。
例題1,2と同様、言うを謙譲語に変えると「申す」になります。

eg3.連絡先を申し上げてもよろしいでしょうか?

⇒仮にこのようなことを取引先やお客様に対して言うとなったとき、敬意を払う対象は相手になります。
そんな時、自分の行動や発言が失礼に当たらないよう、へりくだることで相手を立てることができます。

簡単なものをいくつか紹介します。

  • 行く⇒参る
  • 食べる⇒いただく
  • する⇒いたす
  • 会う⇒お会いする

丁寧語とは

丁寧語は、その名の通り言葉を丁寧なものに言い換えるものです。

主に「です、ます」「ございます」などです。
敬語を普段から意識して話してみようと思っている方は、まずこの丁寧語から始めてみるのがよいと思います

相手に対して敬意を持つという心がけをすることで、自然と相手からも信頼されますし、加えて敬語の基本も身に着けることができます。

敬語の基本ルール

一般的な敬語には、主に2つのルールがあります。

  • 付け足し型
  • 置き換え型

付け足し型は動詞に「お~する」「お~なさる」をつけることで敬語としての役割を果たします。
例えば「お会いする」「お会いになる」 のように使います。

(ちなみにもうどちらが尊敬語でどちらが謙譲語かはおわかりですよね!)
「お会いする」が謙譲語、「お会いになる」が尊敬語です。
もしわからなければ、文の先頭になにか主語を入れてみてください。
しっくりくる方が正解です。

次に置き換え型ですが、こちらは一般語が敬語に変わることで言葉自体が変化するものを言います。

例えば、「言う」は「おっしゃる」と「申す」に置き換えることができます。
(おっしゃるが尊敬語で、申すが謙譲語ですね)

このように付け足し型と置き換え型をの2種類があるわけですが、置き換え型についてはなかなか覚えずらいものもあると思いますので、敬語に関する本を買って勉強するのがよいでしょう。

ちなみに、私の場合は以前の投稿にある怒られた時の反省ノートと同様に、パターン別に応対の仕方用のノートを作成しています。
前回もお話ししましたが、とにかく手を動かすことが理解度を深めるコツだと思います。

(前回の、社会人基礎の投稿について気になる方はコチラからどうぞ!https://tennis1023.com/wp-admin/post.php?post=49&action=edit)

クッション言葉について

最後にクッション言葉についてお話します。

クッション言葉とは、ストレートに言うと相手に不快感を与えるような場合、少しでも和らげるために使う前置きの言葉のことです。

例えば、あなたが前々から欲しかった商品が店頭になく、近くにいた店員さんに尋ねたとします。
そんな時、「在庫切れです」とだけ言われたらどうでしょうか。せっかく買いにたのに店員さんの冷たい一言で気分を害すかもしれません。

よほど態度の悪い人でないとここまで冷たくあしらうことなどないでしょうが、大抵の場合は、「大変申し訳ないのですが、ただいま在庫を切らしております。」と言うはずです。

この「申し訳ございませんが」がクッション言葉です。
言いずらいことの前に添えることで、ソフトにまとめることができます。

クッション言葉はほかにも

  • 恐れ入りますが
  • 大変恐縮ですが
  • お手数ですが

などがあります。
クッション言葉についてもたくさんあるので、本などで確認しておくとよいかもしれません。

以上、敬語のに関して最低限知っておきたいこと3つをを話ししました。
まとめると。

  1. 尊敬語、謙譲語の区別ができるようにする
  2. 付け足し型と置き換え型があるが、置き換え型については本などで勉強する必要がある
  3. 言いずらいことに対してはクッション言葉を使う

という事になります。
実を言うと、私も社会人になるまでは敬語を余し意識せずに生きてきてしまいました(笑)

私のようにこれまで敬語を意識せずに来た人は、この機会にぜひ意識しながら会話してみましょう!

それでは最後に今回のおすすめの本をご紹介します。

『社会人の基本 敬語・話し方大全』
コチラの本は、敬語の仕組みを一から詳しく書いており、一から学びなおしたい人におすすめの一冊です。
後半には、状況別に応じた応対の仕方などが記載されているため基礎を学んだあとの応用編としてより理解を深めることもできます。

・『頭がいい人の敬語の使い方』
コチラは、普段何気なく使っている言い回しが実は誤った使い方だったということを教えてくれる本です。
私もこの本にって自分の普段使っている敬語がいかに誤っていたか再認識させられました(笑)

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