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入社するまでにこれだけは知っておきたい社会人の基礎

社会人基礎

今回は、周囲より一歩進んだ社会人になるためにこれだけは知っておきたいという項目をご紹介します。

人の一生は重荷を負って遠い道を行くようなものだ。急いではならない。

徳川家康

これは、江戸幕府を開いたことでも有名な、徳川家最初の将軍家康の残した言葉です。
常に焦りながら物事を進めても雑になるだけだ、焦らず丁寧に行こう。

まさにその通りです。社会人の期間というのは人生の約半分もあります。
この期間をどううまく使っていくかが肝心です。

そこで、社会人になったからには周囲と差をつけて優秀な人間になりたいと思っている方に、私も現在取り組んでいる優秀な社会人になる秘訣をお伝えしたいと思います。

目次

社会人基礎力について

最初から全力で行こう

まず最初にお伝えしたいのは、就社したその日から何事にも全力で取り組んでほしいという事です。
仕事というのはその人に見合った内容のものが与えられます。新入社員に与えられる仕事は、当初思い描いていた仕事と大幅に異なるかもしれません。

それがどんなに小さなこと(例えばコピー取りやお茶くみなど)でも全力で行いましょう。つまらないと感じるのであれば自分で面白くしてしまえばいいのです

例えばコピー取りを任されたならば、コピー取りをする意図を聞いてみましょう。用途によって印刷方法や部数も異なってきます。相手の要求を1パーセントでもいいので超える意識をしてみましょう。

ほかには、コピー中にその内容を見てみることです。自分に関係のないことであるかもしれないし、時には会社の将来にかかわる重要な会議の内容かもしれません。

その結果ただコピー取りをしてただけのはずが、社全体の業務について知ることができます。

時間があれば、担当の先輩に直接話を聞いてみるのもいいでしょう。

このように、最初は小さな業務からでもそれらのこなし方によって評価は異なってくるのです。
どんなことでも当事者意識を持ちかつ全力で物事を行う人には次のチャンスが与えられます。
そのチャンススパイラルに乗ることで、徐々に自分のやりたい仕事に近づくことができるでしょう。

冒頭でも伝えましたが、決して焦ってはいけません。
全力で取り組みながらも丁寧にこなしましょう。

新人のうちは能力よりも礼節を身に着けることが最優先

社会人になりたての頃は、どうしても日々の業務を覚えることで精いっぱいになりがちです。
【私もそうでした…(笑)】

雑務一つをとっても難しい業務ととらえがちな一年目ですが、それらを覚えることと並行して、もしくはそれらより優先して覚えることがあります。

それは礼節(社会人としてのマナー)です。

最初のうちは、誰もが業務を完璧にこなせなくて当然です。
ではどこで差をつけるのかというとやはり態度や言葉遣いです。

特に、敬語の勉強は早めにすましておきましょう。
例えば、「おっしゃる」「申す」の違いなど尊敬語と謙譲語の違いをしっかり理解しておかないと、コイツは基礎がなってないな、と思われてしまいます。

取引先やお客様の電話を取るときなど、社外の人と会話をする機会は多々あります。
敬語がしっかりしている人は相手からの信頼度も高くなります。

そのためにも、早いうちからマスターしておきましょう。

その他の礼節として、座席配置やビジネスメールの書き方などがありますが、それらは後々お話ししたいと思います。

上司と良い関係を気づくには

報告の大切さを理解しよう

社会人は、学生時代と異なり多種多様な人と付き合わなければなりません。

そんな中でも最も頻繁にかかわる人が、自分の先輩や直属の上司です。
入社してから約一年くらいは先輩方がつきっきりで業務を教えてくれますが、月日が経つにつれてだんだんと自分のチカラでこなしていくこととなります。

先輩や上司と良い関係を気づき上げていくために最も大切な事といっても過言ではないもの、それが報告です。

ホウレンソウという言葉をご存じでしょうか。

  • 報告
  • 連絡
  • 相談

のことですね。
これらは社会人にとって基礎中の基礎と言えるものです。

私は、この中でも報告こそ常に意識しながら行ってほしいものだと思います。
報告は業務の進捗状況や結果などを伝えるためにするものです。

ではなぜ報告が大事なのでしょう。
上司や先輩は常に相手に気を配りながら仕事をしてるわけではありません。
彼らにも自分のやるべき仕事というものがあるのです。
そのため、部下に与えた仕事が進んでいるのか、それとも途中で躓いてるかなど把握得うることは困難なのです。

そんな時、自らが報告することで相手に自分の状況を把握してもらうことができます。
報告のタイミングは、最初のうちはことあるごとにするのがよいと思います。

私は、出社してその日やるべきことを、昼にその進捗状況、就業前にその日の達成度を報告しています。
ほかにも、業務が複数分かれているときは、その達成度に応じて進捗を報告しています。
(相手が忙しそうにしている場合は、あらかじめ報告する時間を決めておきます)

それでは以下に報告のポイント3つを上げます。

  • 早めに行うこと
  • 結論を先に伝えること
  • 事実と意見を分けること

これらを意識して行ってみましょう。

部下の状況を素早く把握できるので、先輩や上司も安心し、更には信頼関係向上にもつながります。

報告は多すぎるきらい行うことが秘訣です!

時には怒られることもある

皆さんは怒られた時、どう感じるでしょうか。
「ゴチャゴチャ言ってあの人うるさいなあ」「もう嫌だなあ」…

様々感じることがあるでしょう、ここでは私が実践している怒られた時の対処法を紹介します。

そもそも、怒られるという事は何か失敗したり指示された通りにしなかったときなどでしょう。
大半は自己責任ですが、時には理不尽なことで叱責を受けることもあります。

怒られた後に大事なことは、

その失敗を次にどう生かすかをすぐに考えることです。

くよくよしていても仕方がありません。その日1日ブルーな気になるだけです。
起きたことはもうどうしようもないので、すぐに反省しどうしたら同じ失敗をせずに済むのか考えます。

私は、怒られた内容をノートにまとめ、その原因と反省を分析して次に生かしています。

考えたことはそのままにしておくとすぐに忘れてしまいます。
そのため、紙でもスマホのメモ機能でも何でもよいので形に残しておくことをお勧めします。

そして、そこに思っていることをすべて記し後で見返せるようにします。

ただ怒られて終わるだけにはならないようにしましょう。

余談なのですが、私はメンタルが弱いので普段怒られる時は「自分は今全力で怒られ役を演じているんだ」と考えています(笑)
こうすることで少しでも怒られることに対するストレスを軽減できています。

社会人に必要な学び方

ここでは、TOEICや簿記などの資格対策のための勉強法ではなく、日々の業務を早くマスターするための方法を3つお伝えしていきます。

  • 先輩の仕事術をとことん盗む
  • 知らないふりをしない
  • 自分の専門分野を決め、徹底的に勉強する

先輩の仕事術をとことん盗む

ご安心ください、相手の財布や高級なボールペンを盗むわけではありません(笑)

その会社でトップを目指すのであれば、実際に現在トップの人がどのような仕事をしていて、どのような時間の使い方をしているのか観察してみましょう。

これらは教えてもらい、マニュアル化できるようなものではありません。
自分で見てみて、自分なりに考えてみる必要があります。
日々の業務以外にも、盗めることがあればとことん盗んで真似してみることです。

きっと成功しているその人ならではの秘訣が見つかるでしょう。

知らないふりをしない

たまに、見栄を張ってしまい全然知らないはずなのに知ってるような話し方をする人がいます。

ビジネスの場ではこれはお勧めしません。特に新入社員のうちは要注意です。
詩っている前提で物事が進んでしまい、あとから聞き直して進んだ分の手間と時間が無駄になってしまうからです。

知らないことははっきりとわからないという意思表示をするようにしましょう。

新入社員のうちは、知らないことが当たり前なのですからどんどん聞きに行きましょう。
知らないという事は決して恥ずかしいことではありません。

教えてもらった後にその内容をどんどん深堀りしていけばいいのです。

私もわからないことがあったらそのままにせずそれについて詳しそうな人を探して聞くようにしています。

自分の専門分野を決め、徹底的に勉強する

何か一つでいいので、この道のプロになりたい、というものを見つけてそれを徹底的に勉強することをお勧めします。

例えば、エクセル操作を極めたいと思ったらきほんそうさやマクロなどエクセルに関する本を読み漁ります。

ここでのポイントは複数の関連本を読んでみるという事です。
同じ内容でも著者それぞれの異なった視点から書いているため一つの観念に縛られることなく学ぶことができます。

何か一つ、専門性を極めると、社内でこれに精通している人はあの人だから安心して任せよう と信頼性も一気に上がり周囲と一歩差をつけることができます。

以上、大まかに3つのテーマに沿って社会人に必要な能力について説明してきました。

私もまだまだ社会人になりたてなので修行中の身ですが、ぜひ、私の日々意識しているこれらの内容を知っていただき何か参考になってくれればうれしいです。

人生の半分を占める社会人生活、思い通りの人生にするためにも頑張っていきましょう。

最後に私の社会人生活のスタートを後押ししてくれた本をご紹介します!
是非読んでみてください。

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